がんの手術を控えている中で、
「まず血糖値を下げましょう」
と言われることがあります。
もちろん、手術を安全に受けるために
血糖を管理することは大切です。
ただ、いずみ薬局が考えているのは、
その数字を下げることだけではありません。
なぜ血糖値が高くなったのか。
なぜ糖をうまく使えない身体になったのか。
そこまで見なければ、
今の身体を理解したことには
ならないからです。
手術前は血糖値だけを見ない
高血糖の状態では、
手術後の感染症などの合併症が
起こりやすくなることがあります。
そのため、必要に応じて
薬やインスリンを使いながら、
手術前後の血糖を管理します。
HbA1cも、
その判断材料の一つです。
ただし、HbA1cは
「手術できるかどうかを見る数字」
だけではありません。
これまで身体が
どのように糖を処理してきたのかを知る
一つの手がかりでもあります。
血糖値が下がった。
HbA1cが下がった。
そこは大切です。
でも、
その身体をつくってきた背景まで
変わったわけではありません。
糖質を減らすだけでは見えない
糖尿病というと、
「甘いものを控える」
「糖質を減らす」
という話になりがちです。
ですが、糖質は本来、
身体が活動するために使う
大切なエネルギー源です。
問題は、
糖があることそのものではありません。
身体がその糖を
必要な場所で
うまく利用できなくなっていること。
そこを見る必要があります。
🍚 糖を悪者にしない
糖質を摂ると、
消化によってブドウ糖になり、
身体のエネルギーとして使われます。
糖尿病では、
インスリンの分泌不足や
働きの低下によって、
そのブドウ糖をうまく利用できず、
血液中に糖が多く残る状態になります。
だからこそ、
✅ 甘いかどうかだけで判断しない
✅ 糖質だけを極端に削らない
✅ 身体が糖をどう使えているかを見る
という視点が大切です。
いずみ薬局では、
「何を食べたか」だけではなく、
「その身体がどう受け取れているか」まで
考えることを重視しています。
数字の奥にある代謝を見る
特に2型糖尿病では、
インスリンが効きにくくなる
「インスリン抵抗性」が関係します。
血液中には糖があるのに、
身体が十分に利用できない。
すると身体は、
より多くのインスリンを出して
なんとか血糖を処理しようとします。
この状態が続けば、
高インスリン血症や高血糖、
慢性的な炎症など、
身体の中では
複数の変化が重なっていきます。
🔍 病名ごとに切り離さない
2型糖尿病と一部のがんの関連には、
高血糖やインスリン抵抗性、
高インスリン血症、慢性炎症など、
複数の代謝変化が関わっています。
だからこそ、
糖尿病は糖尿病、
がんはがん、
と完全に別々に考えるのではなく、
一つの身体の中で何が起きているのかを
つなげて見ることが大切です。
いずみ薬局では、
✅ 血糖値やHbA1cがどう動いてきたか
✅ 中性脂肪や体重に変化はないか
✅ 食事内容に大きな偏りはないか
✅ 身体を動かす量はどう変わったか
こうした部分も一緒に見ていきます。
検査値は、
身体から出ている情報の一つです。
一つの数字だけを下げるのではなく、
その数字がなぜ出ているのかまで見る。
ここが大切です。
手術の先まで身体を見る
がんを切除することも、
手術前に血糖を管理することも、
必要な治療です。
ただ、
治療が終わったあとも
身体そのものは続いていきます。
だからこそ、
「手術が終わったから」
「血糖値が下がったから」
で終わらせず、
なぜ糖をうまく使えなくなったのか。
今まで身体にどんな負担が
かかっていたのか。
これから食事や生活をどう変えていくのか。
そこまで考えてほしいと思っています。
いずみ薬局は、
兵庫県神戸市灘区にある相談薬局です。
薬のことだけではなく、
検査結果や普段の食事、
身体で起きていることまで
一緒に確認しながら考えています。
病名だけではなく、
自分の身体そのものを知りたい。
検査値を下げるだけではなく、
その背景まで見直したい。
そんなときは、
いずみ薬局へお気軽にご相談ください😊
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